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京の彩紋様++

京都周辺の四季、春秋のバラ、たまに鉄道


by ctr9dmr

SL涼感シリーズ ~5~

ちょっと北海道を離れて豪雪の米坂線です。
1970年3月、初めて雪の積もる地へ遠征しました。東京でも雪が積もることはありましたが、自然風景の雪景色というのは見たことがありませんでした。上野から急行「津軽2号」で米沢まで行き、米坂線の一番列車から日の出を眺められて感激したまでは良かったのですが、手ノ子駅に着いた時はただただ雪の深さに戸惑うばかり、駅から外に出るのにも雪の階段で民家の二階位のところが道?になっていました。用意していた五万分の一の地図は何の役にも立たず、結局駅の近くを行ったり来たり、線路端で撮ろうにも除雪した雪が積み上がって線路がどこにあるのかも分からず、いやはや何とも苦い経験になりました。

道路がほとんど歩けなかったためやむを得ず線路上を歩いたのですが、いつまで歩いても脇に出られる場所が見つけられず、折角の旅客列車を何とも正面から撮る羽目に、、、反対側の方がまだ良かったのですが、待避できるスペースがこの場所だけだったと記憶しています。
(Ricoh Flex New Dia)
SL涼感シリーズ ~5~_b0221605_100347.jpg

Commented by ボン村上 at 2011-08-14 09:06 x
列車は長く車両を引っ張っている方がやはり(^_^;)
アップだと迫力あるんですけどね。
それにしても昔はおおらかだったんですね。
Commented by tamura@ctr9dmr at 2011-08-14 12:58 x
まあこれはホントに駄作です。雪深い中一所懸命歩いたご褒美でアップしました。(笑)
当時は鉄道写真撮る人達に限らず、社会で生活・行動する時の基本的なルールは皆守っていたように思います。ですから都会を除けば、駅の構内でも一言断れば「線路横断は気を付けて…」というような注意は受けましたが、大らかな対応でしたし、こちらも決して無理をしないという信頼関係があったのだと思います。
Commented by 枯れ鉄 at 2011-08-14 13:24 x
米坂線も行けなかった路線です。
キューロクが活躍するここへも行きたかったなぁ(笑)
でも、凄い雪ですね。さすが豪雪地帯。
Commented by tamura@ctr9dmr at 2011-08-14 18:40 x
当時既に客レを牽くキューロクはレアな存在でしたので、ここは是非行きたかった路線でした。初めての雪国でホントに右往左往しただけで駅写真と日の丸写真しか撮れませんでした。2年後に勢い込んで再度訪れたときは2月にもかかわらず暖冬で何だか肩すかしを食らった感じでした。
by ctr9dmr | 2011-08-12 10:02 | 米坂線 | Comments(4)